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温泉の泉質「炭酸水素塩泉」とは?専門家「温泉シニアマイスター」による泉質紹介シリーズ3!

泉質紹介「炭酸水素塩泉」
こんにちは、温泉シニアマイスターの「小井 明日香」です。

シリーズ1の「単純温泉」よりスタートした「温泉の泉質紹介シリーズ」ですが、前回のシリーズ2は「塩化物泉」の泉質についてでした。

まだご覧になられていない方は、前回のシリーズ2「塩化物泉」を以下よりご覧ください。

▶参考:温泉の泉質「塩化物泉」とは?専門家「温泉シニアマイスター」による泉質紹介シリーズ2


「温泉なんて、みんな同じじゃない?」とか、「温泉て、どこも美人の湯なんでしょ?」とか、温泉巡りをしていると、時々、そんな風なことを言われる事があります。

温泉は好きで近所のスーパー銭湯からちょっとした遠出の温泉旅行まで、温泉自体は好きなものの泉質にはほとんど興味がなく、「入浴して、癒やされて、ただただ気持ちいい場所」と思っていらっしゃる方、「源泉かけ流し?」、「ph値?」、「単純温泉?」、、何の事かサッパリ分からないというような方、「温泉は好きだけど、実は泉質のことあまり知らない・・」なんて方のためにスタートした「泉質紹介」の特集ですが、今回はシリーズ3回目となる記事です。

この記事を書いている私もかつて温泉を全く知りませんでした・・。だからこそ書ける、「温泉の泉質紹介シリーズ」なんです。

これを読めば、きっと温泉旅行や温泉巡りが、今の倍楽しくなるかもしれませんよ。

それでは、今回のシリーズ3でご紹介する「炭酸水素塩泉」についてご説明していきたいと思います。


泉質「炭酸水素塩泉」のご紹介 -目次-



1,「炭酸水素塩泉」とは?どんな泉質なのかを温泉シニアマイスターが解説!
2,「炭酸水素塩泉」の泉質で有名な全国の温泉地
3,「炭酸水素塩泉」以外の泉質情報
4,温泉シニアマイスター小井明日香プロフィール


1,「炭酸水素塩泉」とは?どんな泉質なのかを温泉シニアマイスターが解説!




出典:instagram/terumitsu_hekiさん

それでは、今回ご紹介する「炭酸水素塩泉」について詳しくご紹介していきます。

最初に・・・炭酸水素塩泉は、実は私が好きな泉質です。(すいません!個人的な感想から入り・・笑)

なんで好きなのか?

炭酸水素塩泉に入浴したときに感じる、「独特のサッパリ感」は、他の泉質ではあまり味わえません。(※個人の感想です。)

ここが好きなんです!

実は、、いま私が住んでいるマンション併設の温泉が、「炭酸水素塩泉」ですので、私にとって、一番入浴回数が多い泉質でもあります。

では、キーワード「炭酸水素塩泉」いきましょうか!

温泉の泉質シリーズも今回で「シリーズ3」です。そろそろ、「シリーズ1」からご覧いただいている方は慣れてきていただいたかと思いますので、できるだけ要点だけまとめて簡単に解説していきますね。

炭酸水素塩泉の泉質の見分け方



まず、「単純温泉」や「塩化物泉」にも出てきた「溶存物質合計(ガス性のものを除く)」に注目しましょう。

●「溶存物質合計(ガス性のものを除く)」が、温泉水1kg中「1000mg」以上。


そして、もうひとつのキーワード「ミリバル(%)」もチェックしましょう。

●温泉成分分析表の中の陰イオン中に「炭酸水素イオン」の表記がある。
●「ミリバル(%)」が、陰イオン中の炭酸水素イオンの数値「20%」以上である。



この炭酸水素塩泉も、温度は関係ありません。

シリーズ2の「塩化物泉」でも書きましたが、塩類泉と呼ばれる、3つの泉質のうちの一つになります。

「塩化物」と「炭酸水素塩泉」。あと一つは、何泉なんでしょうね。(笑)


さて、実際に「温泉成分分析書」も見てみましょう。


出典:instagram/hiro.takabishablue9さん

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出典:instagram/onsenfufuさん


炭酸水素塩泉の適応症について



それでは、次に炭酸水素塩泉の適応症についてご紹介します。

●炭酸水素塩泉の浴用の適応症:きりきず・抹消循環障害・冷え性・うつ状態・皮膚乾燥症など

●炭酸水素塩泉の飲用適応症:胃十二指腸潰瘍・逆流性食道炎・耐糖異常(糖尿病)・高尿酸血症(痛風)など(療養泉の一般的適応症・禁忌症含む)



炭酸水素塩泉の特徴(入浴感)について




出典:instagram/tabearuki.onsenさん

炭酸水素塩泉の入浴感は、先ほども少し書きましたが、「サッパリする反面、湯ざめしやすい泉質」でもあります。

どちらかと言うと、「夏向きの泉質」ですね。寒い時期には、ついつい長風呂になってしまいます。(笑)

私が印象に残っている、炭酸水素塩泉の温泉地と言えば、美肌の湯でも有名な「嬉野温泉郷」です。

湯けむり広場には、別府でおなじみの湯雨竹もあり、ホテルで食べた温泉湯豆腐のトロトロ感は、嬉野温泉の炭酸水素塩泉ならではだと思います。


2,「炭酸水素塩泉」の泉質で有名な全国の温泉地



前段では、「炭酸水素塩泉とは」について、泉質の見分け方や特徴などをご紹介してきました。

ここでは、実際に炭酸水素塩泉で有名な全国の温泉地をご紹介しておきます。

有名な温泉地としましては、岩手県の「国見温泉」・栃木県の「塩原温泉」・群馬県の「伊香保温泉」・新潟県の「赤倉温泉」・奈良県の「吉野温泉」・和歌山の「龍神温泉」・佐賀の「嬉野温泉」・長崎の「島原温泉」・鹿児島の「妙見温泉」など、いわゆる「美肌の湯」と呼ばれる泉質が多いみたいですね。

もちろん、私が住んでいる大分県別府の温泉も、有名温泉地の一つです。


以下では、一覧でもご紹介しておきますね。

ピックアップ!炭酸水素塩泉で有名な全国の温泉一覧



【北海道エリア】

▶登別市「登別温泉」

▶千歳市「支笏湖温泉」


【東北エリア】

▶岩手県「国見温泉」

参考1:国見温泉「石塚旅館」!エメラルドグリーンに輝く温泉の秘密とは?

参考2:国見温泉「森山荘」緑色の天然温泉が珍しい登山におすすめの旅館!

▶宮城県「東鳴子温泉」

秋田県「乳頭温泉」


【北陸・甲信越エリア】

▶新潟県「赤倉温泉」

▶新潟県「杉野沢温泉」


【関東エリア】

▶栃木県「塩原温泉」

▶栃木県「薬師温泉」


【東海エリア】

▶岐阜県「奥飛騨温泉」


【関西エリア】

▶京都府「天橋立温泉」

参考:天橋立温泉「知恵の湯」天橋立観光とセットで堪能できる日帰り温泉とお得な割引チケット情報

▶兵庫県「湯村温泉」

▶奈良県「吉野温泉」

▶奈良県「入之波温泉」

参考:入之波温泉「山鳩湯」関西随一の奈良の秘湯!濃厚温泉成分を体験

▶和歌山県「龍神温泉」

参考:和歌山の秘湯「龍神温泉 元湯」! 紀伊山地の山奥にひそむ「日本三大美人の湯」の泉質に迫る


【九州エリア】

▶佐賀県「嬉野温泉」

▶長崎県「島原温泉」

▶大分県「別府温泉」

参考:別府共同温泉のシンボル「竹瓦温泉」!源泉かけ流しの普通浴と珍しい砂湯をセットで体験

▶鹿児島県「妙見温泉」


3,「炭酸水素塩泉」以外の泉質情報



いかがでしたか?

炭酸水素塩泉について少しでも理解していただけでしょうか?

温泉には様々な泉質があり、それぞれに特徴がまったく異なり、それによりオススメの入浴方法なども異なってきます。

そのため、「炭酸水素塩泉」以外の泉質についても本記事と同じように泉質の解説記事をご用意しましたので、合わせて参考にご覧ください。


炭酸水素塩泉以外の代表的な泉質一覧



単純温泉
塩化物泉
●炭酸水素塩泉
●硫黄泉
●酸性泉
●硫酸塩泉
●含鉄泉
●放射能泉
●二酸化炭素泉
●含よう素泉

※各泉質の詳しい解説記事は随時更新していきます。


4,温泉シニアマイスター小井明日香プロフィール



今回の温泉の泉質紹介シリーズ3「炭酸水素塩泉」の記事からご覧いただいた方へ。

皆様、初めまして。

今回、炭酸水素塩泉の「泉質の解説」をさせていただきました温泉シニアマイスターの「小井 明日香(こい あすか)」と申します。


まずは、ゆ~なびニュースにアクセスしてくださり、ありがとうございます。また、私の記事を、ここまで読んでくださり、重ね重ねありがとうございます。

私は、元々、九州にあります福岡県に住んでいたんですが、ぶらりと大分県の別府市に、温泉旅行したのがきっかけで、移住を決意し、現在に至ってます。

本当は、移住まで、いろいろありますが、長くなりそうなので、簡単にしました。(笑)

さて、皆様は、温泉資格があるのをご存じですか?有名なものでは、「温泉ソムリエ」や「温泉観光実践士」なんて、聞いた事ありませんか?

実は、大分県には、日本最難関と言われる温泉資格がありまして、年に二回行われています。温泉に関する基礎知識の筆記試験と、3つの洗面器に入った温泉が、どこの温泉かを当てる実技試験で、80点以上が合格と言う、その名も。

「温泉マイスター検定」(受験料3000円)


温泉地球博物館の主催で行われ、合格すると、「温泉マイスター」に認定されます。

その温泉マイスターから、「1,温泉マイスター協会に入会」、「2,別府八湯温泉道・名人か九州温泉道・泉人を取得」、「3,温泉をテーマにした論文を書く」など、以上3つの条件をクリアすると「温泉シニアマイスター」に認定されます。(審査料5000円)

私が持っているのは、この「温泉シニアマイスター」の資格で、「温泉文化を世界に発信したい!と言う熱き思いのある専門家」に認定されています。

実際、まだまだ未熟ものですので、勉強することは、山ほどあるんですけどね。(笑)

普段は、仕事が休みの日は、大体、朝から夕方まで、温泉巡りしています。大分県別府市の住人なので、別府市内が多いです。あちこちの温泉施設に行って、「見た事、聞いた事、感じた事、実際の入浴感」などを皆様にお伝えできるように記事を通して発信しています。

少しでも温泉に興味持っていただければ幸いです。

また、旅行の際は、ガイドブック代わり・・・とまではいかなくても、そんな情報あったねと思い出していただけるような記事を、これからも書いていきたいと思っております。

以上、簡単ではありますが、私の自己紹介とさせていただきます。もし、どこかで、私の名前を見かけた時は、「あ~あの人かな?」と思い出してみてくださいね~。(笑)


記事作成日:2018年1月15日
記事作成者:ゆ〜ナビ編集部 温泉シニアマイスター「小井 明日香」

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