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温泉の泉質「単純温泉」とは?専門家「温泉シニアマイスター」による泉質紹介シリーズ1!

温泉シニアマイスターによる泉質解説「単純温泉」とは
こんにちは、温泉シニアマイスターの「小井 明日香」です。

「温泉なんて、みんな同じじゃない?」温泉巡りをしていると、時々、そう言われる事があります。

そこで、私の温泉談義がはじまるのですが・・・。

かく言う私も、つい数年前までは、そう思っていました。(笑)

温泉は好きだったものの、泉質には全く興味がなく、「入浴して、ただ気持ちいい場所」と言う認識でした。「源泉かけ流し」が、何の事かも、サッパリ分かっていませんでした。(汗)

そんな私が、まさか温泉シニアマイスターの資格をとって専門家になり、温泉がらみイベント等で、温泉に詳しい人と紹介されるようになるなんて、思ってもいませんでした。

今回の記事から、「温泉は好きだけど、実は泉質のことあまり知らない・・」なんて方のために温泉を全く知らなかったからこそ書ける、「温泉の泉質紹介シリーズ」を書いていきたいと思います。

これを読めば、きっと温泉旅行や温泉巡りが、今の倍楽しくなるかもしれませんよ。

そこで早速ですが、今回の記事でご紹介するのは「単純温泉」です。

全国の温泉地でもっとも多いのが単純温泉なんですが、温泉好きの方であればよく聞くこともあるのではないでしょうか?

では、早速、単純温泉の泉質紹介をしていこうと思います。


泉質「単純温泉」のご紹介 -目次-



1,「単純温泉」とは?どんな泉質なのかを温泉シニアマイスターが解説!
2,「単純温泉」の泉質で有名な全国の温泉地
3,「単純温泉」以外の泉質情報
4,温泉シニアマイスター小井明日香プロフィール


1,「単純温泉」とは?どんな泉質なのかを温泉シニアマイスターが解説!



それでは、さっそく「単純温泉」について詳しくご紹介していきます。

「単純」と言う言葉を聞いて、どう思いましたか?

「要するに、シンプルな温泉でしょ?」

そう思ったのは、私だけではないはずです。

まず、単純温泉の泉質の見分け方について、説明しますと以下の通りです。


単純温泉の泉質の見分け方



●源泉温度25℃以上か、もしくは「特殊成分」が規定値以上。
●「溶存物質合計(ガス性のものを除く)」が、温泉水1kg中「1000mg」以下。



いきなり、単純温泉の特徴のキーワードが二つ出てきました。

※「特殊成分」は、今は、あんまり考えなくていいのでおいておきましょう。

まず覚えておいていただきたいのは、「溶存物質合計(ガス性のものを除く)」です。


出典:instagram/yuki_shikibuさん


出典:instagram/mr.onsen_labさん

さあ!まずは、温泉分析書を見てみましょう。

キーワード「溶存物質合計(ガス性のものを除く)」はありましたか?
キーワードが見つかったら、数値が書かれていると思います。

●1000mg以下ですか?
●温度は、25℃以上ですか?


どちらも「Yes」なら、それが「単純温泉」なんです。

単純温泉の見方って簡単でしょ?(笑)

温度が低い場合は、他の泉質で説明しますので、ここでは「25℃以上で溶存物質が1000mg以下なら、単純温泉なんだ!」程度で覚えておいてください。


さて、この単純温泉ですが、実は、一番種類が多い泉質とも言われているんです。温泉好きでよく行かれる方はよく目にしませんか?

他の泉質を説明していくうちに、その理由が、だんだん分かってくるかもしれませんよ。


単純温泉の浴用の適応症について



それでは、次に「単純温泉」の浴用の適応症について解説します。

●自律神経不安定症・不眠症・うつ状態など(療養泉の一般適応症及び禁忌症含む)


単純温泉の特徴(入浴感)について



さて、この単純温泉なんですが、「どんな入浴感なのか?」。

ご存知の方も多いかもしれませんが、以下でご紹介しておきます。

単純温泉は、一言で言うと、「入浴しやすい」です。

大人から子供まで、気軽に入浴できる温泉と言ったとこですね。

でも、この単純温泉。じつは、一般的なお風呂で使う入浴剤の、約5倍の濃さがあるんですよ。「単純」って名前がついていても、流石は温泉ですね。

余談ですが、温泉シニアマイスターの私が今まで入浴した単純温泉の中で、一番印象に残っているのは、熊本県「山鹿温泉のさくら湯」です。


出典:instagram/hellokotaroさん

▶参考:熊本県の山鹿温泉「さくら湯」の公式サイトはこちらをご覧下さい。


アルカリ性の単純温泉だったのですが、それだけではなかったんです。

他の泉質紹介の記事で書かせていただきますが、入浴以外に、飲泉場があったんです。
そこで、温泉人の私を驚かせる事がありました。(笑)


2,「単純温泉」の泉質で有名な全国の温泉地



前段では、「単純温泉とは」について、泉質の見分け方や特徴などをご紹介してきました。

ここでは、実際に単純温泉で有名な全国の温泉地をご紹介しておきます。

単純温泉で有名な温泉地としては、北海道「阿寒温泉」、岩手県「花巻温泉」、栃木県「鬼怒川温泉」、福井県「玉川温泉」、岐阜県「下呂温泉」、愛媛県「道後温泉」、佐賀県「武雄温泉」などが、一度は耳にしたことがあるような有名温泉地です。

もちろん、温泉シニアマイスターの私の住んでいる大分県別府温泉郷も「単純温泉」がありますよ。(笑)

以下では、一覧でもご紹介しておきますね。


ピックアップ!単純温泉で有名な全国の温泉一覧



【北海道エリア】

▶釧路「阿寒湖温泉」

屈斜路湖「コタン温泉(コタンの湯)」

【東北エリア】

▶岩手県「花巻温泉」

▶宮城県「鳴子温泉郷」


【北陸・甲信越エリア】

▶新潟県「越後湯沢温泉」

▶新潟県「妙高温泉」

▶富山県「宇奈月温泉」

富山県「黒薙温泉」

▶福井県「玉川温泉」

▶長野県「白馬八方温泉」

▶長野県「戸狩温泉」

山梨県「ほったらかし温泉」


【関東エリア】

▶栃木県「鬼怒川温泉」

▶神奈川県「箱根温泉郷」


【東海エリア】

▶岐阜県「下呂温泉」

参考1:下呂温泉名物の「噴泉池」!河川敷のすごすぎる解放感の無料の混浴露天風呂を体験【※水着着用】

参考2:下呂温泉「白鷺の湯」の日帰り温泉でお肌つるつるに!


【関西エリア】

▶滋賀県「雄琴温泉」

▶兵庫県「湯村温泉」

▶和歌山県「川湯温泉」

参考:日本一大きい「仙人風呂」!和歌山県「川湯温泉」でオリジナル露天風呂を作りに行こう!


【中国・四国エリア】

▶岡山県「湯原温泉」

参考:湯原温泉「砂湯」目の前に迫るダム!西の横綱と呼ばれる混浴露天風呂【水着NG(専用湯浴み着有り)】

▶岡山県「奥津温泉」

参考:岡山 奥津温泉「名泉鍵湯 奥津荘」足元から湧き出る源泉の魅力に迫る!

愛媛県「道後温泉」


【九州エリア】

▶熊本県「黒川温泉」

▶大分県「湯布院温泉郷」

▶大分県「別府温泉郷」


などです。

また随時、増やしていきたいと思います。


3,「単純温泉」以外の泉質情報



いかがでしたか?

単純温泉について少しでも理解していただけでしょうか?

温泉には様々な泉質があり、それぞれに特徴がまったく異なります。そのため、「単純温泉」以外の泉質についても本記事と同じように泉質の解説記事をご用意しましたので、合わせて参考にご覧ください。


単純温泉以外の代表的な泉質一覧



●単純温泉
塩化物泉
炭酸水素塩泉
●硫黄泉
●酸性泉
●硫酸塩泉
●含鉄泉
●放射能泉
●二酸化炭素泉
●含よう素泉

※各泉質の詳しい解説記事は随時更新していきます。


4,温泉シニアマイスター小井明日香プロフィール



皆様、初めまして。

今回、単純温泉の「泉質の解説」をさせていただきました温泉シニアマイスターの「小井 明日香(こい あすか)」と申します。

まずは、ゆ~なびニュースにアクセスしてくださり、ありがとうございます。また、私の記事を、ここまで読んでくださり、重ね重ねありがとうございます。

私は、元々、九州にあります福岡県に住んでいたんですが、ぶらりと大分県の別府市に、温泉旅行したのがきっかけで、移住を決意し、現在に至ってます。

本当は、移住まで、いろいろありますが、長くなりそうなので、簡単にしました。(笑)

さて、皆様は、温泉資格があるのをご存じですか?有名なものでは、「温泉ソムリエ」や「温泉観光実践士」なんて、聞いた事ありませんか?

実は、大分県には、日本最難関と言われる温泉資格がありまして、年に二回行われています。温泉に関する基礎知識の筆記試験と、3つの洗面器に入った温泉が、どこの温泉かを当てる実技試験で、80点以上が合格と言う、その名も。

「温泉マイスター検定」(受験料3000円)

温泉地球博物館の主催で行われ、合格すると、「温泉マイスター」に認定されます。

その温泉マイスターから、「1,温泉マイスター協会に入会」、「2,別府八湯温泉道・名人か九州温泉道・泉人を取得」、「3,温泉をテーマにした論文を書く」など、以上3つの条件をクリアすると「温泉シニアマイスター」に認定されます。(審査料5000円)

私が持っているのは、この「温泉シニアマイスター」の資格で、「温泉文化を世界に発信したい!と言う熱き思いのある専門家」に認定されています。

実際、まだまだ未熟ものですので、勉強することは、山ほどあるんですけどね。(笑)

普段は、仕事が休みの日は、大体、朝から夕方まで、温泉巡りしています。大分県別府市の住人なので、別府市内が多いです。あちこちの温泉施設に行って、「見た事、聞いた事、感じた事、実際の入浴感」などを皆様にお伝えできるように記事を通して発信しています。

少しでも温泉に興味持っていただければ幸いです。

また、旅行の際は、ガイドブック代わり・・・とまではいかなくても、そんな情報あったねと思い出していただけるような記事を、これからも書いていきたいと思っております。

以上、簡単ではありますが、私の自己紹介とさせていただきます。もし、どこかで、私の名前を見かけた時は、「あ~あの人かな?」と思い出してみてくださいね~。(笑)


記事作成日:2017年12月15日
記事作成者:ゆ〜ナビ編集部 温泉シニアマイスター「小井 明日香」

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